英デーリー・メール:米ヤフー買収の可能性で複数候補と初期の協議中

英紙デーリー・メールの親会社デーリー・メール・アンド・ゼネラル・トラスト(DMGT)は、米ヤフーを買収する可能性で複数の企業と協議中であることを明らかにした。

  DMGTの関係者は電子メールで、「協議は極めて初期の段階で、実際の取引につながる確証はない」と説明した。

  ヤフーは戦略的な選択肢を模索する方針を示しており、これには中核ウェブ事業の売却が含まれる。今年初めには重要なアジア資産をスピンオフ(分離・独立)させる長期計画を断念した。マリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)の計画の下で業績回復が進まず売り上げが低迷する中、ヤフー株は過去1年で約20%値下がりした。

  DMGTが複数のプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社と協議していることについては、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じた。

  事情に詳しい関係者によれば、米ベライゾン・コミュニケーションズはヤフーのウェブ事業に対し買収案を提示する計画だ。また交渉を有利に進めるため、米ヤフーが保有する日本のヤフー株の取得にも前向きの姿勢を示している。別の1人の関係者によると、米アルファベットの主力部門グーグルもヤフー中核事業への買収案提示を検討している。

原題:Daily Mail Says It’s In Early Talks With Potential Yahoo Bidders(抜粋)

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