イラクの産油量、3月は過去最高-4月の増産凍結協議控え

  • イラク、産油量を3月に日量455万バレルに増やす
  • イラクは増産凍結の提案に合意するかどうか明確にしていない

イラクは3月に原油生産を過去最高に増やした。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国は今月カタールで会合を開き、世界的な供給過剰抑制に向けた増産凍結について協議する予定だ。

  イラク国営石油販売会社(SOMO)が電子メールで送付した文書によれば、OPEC2位の産油国であるイラクの3月の原油生産は日量455万バレルと、2月の同446万バレルから増加。3月の輸出は日量381万バレルと、2月の同323万バレルから増えた。

  OPEC加盟国とロシアなど他の主要産油国は今月17日、カタールの首都ドーハで会合を開き、価格押し上げに向けた原油生産水準凍結の可能性について決定する予定。イラク石油省のアシム・ジハド広報官は3月23日、サウジアラビアやロシア、ベネズエラ、カタールが2月に合意した生産量を1月の水準で据え置く提案を支持すると表明した。イラクが自国の生産凍結に合意するかどうかについては明確にしていない。

  数十年にわたる経済制裁と戦争の後、イラクは原油生産と輸出を増やしている。国際エネルギー機関(IEA)が3月に発表したリポートによれば、イラクの1月の産油量はこの時点で過去最高の日量443万バレルだった。イラクは世界5位の原油埋蔵国。
  
原題:Iraq Boosts Oil Production to Record Before Talks to Cap Output(抜粋)

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