ケリー米国務長官が広島入り、あす平和記念公園で献花へ

  • サミット参加のオバマ大統領に広島訪問の道開く可能性も
  • 米国内で予期せぬ結果を招く恐れ-政治リスクアナリスト 

ケリー米国務長官は11日、原爆投下から71年を経て、現職の米国務長官として初めて広島平和記念公園で原爆死没者慰霊碑に献花する。

  ケリー長官は10日午前、先進7カ国外相会合に出席するため広島入りした。英仏外相も同様に献花する見込みだ。ケリー氏の訪問は、5月に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に参加するオバマ米大統領の広島訪問に道を開く可能性もある。

  駐日米大使や米政府関係者らに続いて国務長官が広島を訪れたことで、「大統領の訪問はますます現実味を帯びてきた」と政治リスクコンサルタント会社、テネオ・インテリジェンスのアナリスト、トバイアス・ハリス氏は話した。ただ、大統領が慰霊碑を訪れて声明を出せば、米国内で予期せぬ結果を招く恐れがあるという。

  オバマ大統領は2009年にプラハでの演説で核なき世界の実現を訴えた後、日本を3度、大統領として訪問しているが、広島を訪れたことはなかった。

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