米ゴールドマン、自社の債券戦略を擁護-決算発表に先立ち

  • CEOと社長が株主に書簡、サイクルの変化は予測困難と説明
  • ゴールドマンに債券トレーディング業務の縮小求める声も

米ゴールドマン・サックス・グループは、債券市場の低迷期が過ぎるのを待つ自社戦略を擁護した。ゴールドマンの債券業務については、投資に値するほどの収入を得ていないとの批判が聞かれているが、同社は1-3月(第1四半期)決算の発表に先立ち、そうした声に反論した。

  ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)とゲーリー・コーン社長は8日、株主宛ての年次書簡で、「変化のタイミングを予測するのが困難であっても、サイクルには転換があると記憶しておくことが重要だ」と説明。「世界の多くの地域で金利がゼロあるいはそれを下回る水準にあり、成長やデフレに対する懸念が根強い中で、現在のサイクルが長引いているように感じるのは確かだ」と述べた。

  モルガン・スタンレーなど競合他社が債券トレーディング業務を縮小する中でも、ゴールドマンのブランクファインCEOとコーン社長、ハービー・シュワルツ最高財務責任者(CFO)は同業務の縮小を求める声に抵抗し、忍耐を呼び掛けている。ゴールドマンの債券トレーディング収入は59%減少すると一部で予想される中、こうした声は今月さらに強まる可能性がある。同社は19日に決算発表する。

  アナリストらはゴールドマンに債券戦略の説明を求めている。エバーコアISIのアナリスト、グレン・ショア氏は昨年10月の電話会議で、他社が債券市場から去る一方で、ゴールドマンの収入が伸びていないのはなぜかと質問した。

原題:Goldman Defends Fixed-Income Strategy Ahead of Earnings Report(抜粋)

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