独SAP:1-3月売上高は予想下回る-一部契約の締結がずれ込み

  • 2016年通期の営業利益見通しは据え置き
  • SAPが暫定ベースの決算を開示-本決算は20日発表

ドイツの企業向けソフトウエア会社SAPが8日発表した1-3月(第1四半期)の決算(暫定ベース)では、売上高がアナリストの予想を下回った。米州で一部の契約の締結時期が予想よりずれ込んだことが影響した。ただ、通期の見通しは据え置いた。

  SAPの発表資料によると、第1四半期の売上高は5.1%増の47億3000万ユーロ(約5800億円)。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均は48億2000万ユーロとなっていた。営業利益は11億ユーロ。アナリスト予想は11億5000万ユーロだった。同社は20日に同決算の詳細を発表する予定。

  ビル・マクダーモット最高経営責任者(CEO)は記者団に対し、米州での一部契約が4月にずれ込んだため、4-6月(第2四半期)は強い数字となるとの見通しを示した。

  2016年通期の営業利益は為替変動の影響を除いたベースで64億-67億ユーロとの見通しを維持した。同社は今年1月、17年の売上高見通しレンジの上限と営業利益見通しレンジの下限をそれぞれ上方修正している。

原題:SAP Sales Miss Estimates as Some Deals Slip to Next Quarter (1)(抜粋)

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