欧州株(8日):2月来の安値から反発-銀行株と石油・ガス株が高い

8日の欧州株式相場は反発。前日に2月以来の安値を付けた指標のストックス欧州600指数は、銀行株と石油・ガス銘柄を中心に値上がり。週間ベースは下げ幅を縮めたものの、2014年以降で最長の4週続落となった。

   ストックス600指数は前日比1.2%高の331.86で終了。業種別指数のほぼ全てが上げる展開で、イタリアの銀行を中心に銀行株指数は約1カ月ぶりの大幅上昇となった。原油相場が今週堅調だったことを背景に、石油・ガス銘柄は3%余り上げた。

  KBCアセット・マネジメントの投資運用部門責任者、ダーク・ティールズ氏(ブリュッセル在勤)は「現在の相場は非常に予測しづらい。リスク意欲が高まる時もあれば、マイナス要因が誇張されることもある」と発言。「決算シーズンが良ければ状況は変わるかもしれないが、今はちょっとしたことで市場はすぐ神経質になる」と語った。

  イタリアの銀行では、ウニクレディトが9.7%高と、2月以来の大きな値上がりを演じた。ポポラーレ・デレミリア・ロマーニャとモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナも大きく上げた。同国株の指標であるFTSE・MIB指数は4.1%上昇で、約1カ月ぶりの大幅高。西欧の主要株価指数の中で最も上げた。

原題:Banks Lead Rebound in Europe Stocks, Trimming 4th Weekly Losses(抜粋)

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