英鉱工業生産:2月は前月比0.3%減、予想外-景気の重しとなる可能性

英国の2月の鉱工業生産は、予想に反して落ち込んだ。1-3月(第1四半期)の経済成長への重しとなる可能性が示された。

  英政府統計局(ONS)が8日発表した2月の鉱工業生産指数は前月比0.3%低下。1月は0.2%上昇に下方修正された。これに基づくと、1-3月が横ばいのペースとなるには、3月に3.1%急上昇する必要がある。2月の製造業生産も落ち込み、指数は前月比1.1%、前年同月比では1.8%それぞれ低下した。

  英国ではここ数年、貿易や製造業のデータが弱く、経済が不均衡だとの懸念が強まっている。インドの鉄鋼会社タタ・スチールは不採算の英部門売却を検討、4万人の雇用が危うくなるなど、製造業の先行きは暗い。

  ONSによれば、2月の鉄と鉄鋼の生産は前年同月比で38%急減。粗鋼生産は2008年以来の低水準に落ち込んだ。

  同日発表された2月の貿易収支によると、モノの貿易赤字は120億ポンド(約1兆8400億円)。サービスを含めた全体の赤字額は48億ポンドとなった。輸出が前月比0.9%増えた一方、輸入はほぼ変わらずだった。

原題:U.K. Industry May Drag on Growth After Unexpected February Drop(抜粋)

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