ヤフー株上昇、ベライゾンの米社買収案で日本ヤフー株取得もと報道

ヤフー株が買われ、3カ月ぶりの上昇率となった。米ベライゾン・コミュニケーションズが来週、米ヤフーのウェブ事業に対し買収案を提示する計画で、交渉を有利に進めるため、米ヤフーが保有する日本のヤフー株の取得にも前向きの姿勢を示している。事情に詳しい複数の関係者の話として伝えられた。

  ヤフー株は、前日比7.7%高の490円まで買われたあと、同6.4%高の484円で終了した。終値としては1月13日以来の上昇率。

  事情に詳しい関係者3人によると、ベライゾンと子会社AOLはヤフー資産買収に向け少なくとも3社を金融アドバイザーに起用。これだけの数のアドバイザーを起用したことはベライゾンの買収意欲の強さを示すとみられる。ベライゾンは昨年後半から、ヤフーの全体ないし一部の取得に関心があると表明してきた。

  ブルームバーグは先月、ヤフーが日本のヤフーの株式35.5%(約85億ドル、約9200億円相当)と中核事業を抱き合わせで売却する案を選好していると報じた。しかし抱き合わせ案では相当な額となるため、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社による買収はより難しくなる見込みという。

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