米プルデンシャル:経済懸念の中、米リスク資産に投資-運用会社CEO

米生命保険会社プルデンシャル・フィナンシャル傘下の運用会社のデービッド・ハント最高経営責任者(CEO)は、米国経済の悪化懸念が高まっていた1-3月に、同国のリスクアセットを買い増したことを明らかにした。売りに走っていた多くの投資家とは逆の動きだったという。

  ハントCEOはブルームバーグのインタビューで、長期投資家としては「景気後退のシナリオが今年1-3月期にまことしやかに吹聴されていたおかげで、人々の恐怖心がリスクアセットからの逃避を生んだんだと思う」と述べた。その上で「年初からの3カ月はとても良かった。お金を有効に投資する本当に良い機会となった」と振り返った。

  日本ではプルデンシャル・インベストメント・マネジメント・ジャパンとして知られるPGIMは9630億ドル(約105兆円)を運用する。ハントCEOによると、1-3月に企業関係の金利商品や高利回り債券、仕組み商品などに投資した。

  ハント氏は円相場が1ドル=108円台の円高水準になる中でも、米国をはじめとする先進国で今後18カ月以内に景気後退が起きるとは考えていないと見通した。

  インタビューは7日、東京で行った。この後、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は同日(米国時間)、米経済は金融危機と大恐慌以来最悪の景気後退から「目覚ましい前進」を示していると発言。これを受け、米高利回り債の利回りは2月の10.2%から昨日は8.6%に低下した。

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