アルゼンチン大統領、資産を白紙委任信託に-パナマ文書の疑惑払拭で

  • マクリ大統領は不正否定-合法的会社で父親から取締役に任命された
  • 野党議員が大統領の責任を追及、検察当局は捜査に着手

アルゼンチンのマクリ大統領は、全ての個人資産をブラインド・トラスト(白紙委任信託)に預託すると表明した。パナマで登記された2つの会社の取締役に指名されていたことが発覚し、批判が高まっていた。

  マクリ大統領は7日に大統領府で演説し、自身の資産公開の認証に関する申し立てを民事裁判所が8日に審理することを明らかにした。大統領は「わたしには隠すものはない。身の潔白を証明したい」と語った。

  ペーパーカンパニーの実態を暴いたいわゆる「パナマ文書」で名前が挙がって以来、マクリ大統領は釈明に追われている。同大統領は不正行為を否定しており、ペーパーカンパニーのフレッグ・トレーディングは父親の資金で設立された合法的な会社で、父親から取締役に任命されたと説明している。

  野党のノルマン・マルティネス議員が大統領の責任を公式に追及したのを受け、検察当局のフェデリコ・デルガド検事は7日、捜査に着手する十分な根拠があるとの見解を示した。同検事はラジオ・コンチネンタルとのインタビューで、マクリ大統領がフレッグ・トレーディングと2つ目の会社の取締役として税務上の不正への関与がないか捜査されると語った。 

原題:Argentina’s Macri to Put Assets in Blind Trust to Dispel Doubts(抜粋)

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