英蘭シェルの石油トップトレーダー、シュランズ氏が年内退社へ

  • シンガポール在勤のタレク・ハッサン氏が後任に、ロンドンに異動
  • シェルは指標原油である北海ブレント原油の大手取引会社の一つ

英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルの欧州石油取引責任者が年内に退社する見通しだ。同社は指標原油である北海ブレント原油の大手取引会社の一つ。

  事情に詳しい関係者4人が情報は非公開であるとして匿名を条件に明らかにしたところによると、退社予定のスタニー・シュランズ氏はシェルで15年余り勤務し、主に北海産原油の取引に重点を置いている。関係者のうち2人によれば、シンガポール在勤のシニアトレーダー、タレク・ハッサン氏がシュランズ氏の後任としてロンドンに異動する。シェルの広報担当者、ジョナサン・フレンチ氏はコメントを控えた。

  ビトル・グループなどの独立系石油取引会社のほかシェル、英BP、フランスのトタルの取引部門は昨年、堅調だった。関係者3人が昨年10月に明らかにしたところによると、BPの世界石油取引責任者も年内に退任予定だという。

  昨年は弱気相場の中で原油を貯蔵し価格が上昇した際に売却することでより高いリターンを上げることができたため、シェル、BP、トタルの大手3社のエネルギー取引での優位性が奏功した。
    
原題:Top Shell Oil Trader Schrans Said to Plan Departure in 2016 (2)(抜粋)

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