米ハリバートン幹部のボーナスカット、原油価格予測の困難さ示す

  • 幹部の現金ボーナス、約13億円消え去る-現金付加価値目標に届かず
  • 取締役会の報酬委員会は昨年初めに目標を設定

米油田サービス会社ハリバートンの取締役会でさえ原油価格の低迷がこれほど長期にわたって続くとは考えていなかったようだ。

  5日の委任状によると、ハリバートンがボーナス支払額を決定するために利用する基準の一つである現金付加価値が目標を60%余り下回ったことを受け、同社幹部5人の昨年の現金ボーナスは少なくとも総額1220万ドル(約13億2000万円)減少した。取締役会の報酬委員会は昨年初めにこの目標を設定した。

  こうした状況は、石油・ガス業界に最も近い関係者の一部でさえも2014年半ばに始まった原油価格下落がここ数十年で最悪となることを予測するのが困難であったことを示している。ハリバートンは14年6月以降、世界の人員のうち25%余りを削減、今年2月にはさらに5000人を削減すると発表した。

  ハリバートンのジェフ・ミラー社長は原油価格下落開始から約1年後の昨年7月20日の電話会議で投資家に対し、「リグ(掘削装置)稼働数は最低水準すれすれとなっているようだ。非常に短期的には、いかなる劇的な変化も期待していない」と述べた。

  この時点から昨年末にかけてリグ稼働数は約100基減少。ミラー社長のボーナス原資は最大250万ドル減少した可能性がある。

原題:Halliburton’s Bonus Plan Shows Forecasting Oil Price Is Hard (1)(抜粋)

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