米FBI:「iPhone」ロック解除のツールは代価支払って取得

  • ツールの購入先が秘密を守ると確信-コミーFBI長官
  • アップルに解除方法を伝えるかどうかは検討中

米連邦捜査局(FBI)は、昨年12月の銃乱射事件の容疑者が使っていた「iPhone(アイフォーン)」のロック解除に使用したツールを代価を支払って購入した。コミー長官が明らかにした。解除方法を米アップルに伝えるかどうかは検討中だという。

  米司法省は先月、カリフォルニア州サンバーナディーノで起きた銃乱射事件のサイド・ファルーク容疑者が使っていたiPhone「5c」のデータへのアクセスに成功したことを受け、アップルを相手取って起こしていた訴えを取り下げた。コミー長官は6日、オハイオ州のケニヨン・カレッジでのスピーチで、ロック解除のツールをFBIが購入していたことを公表。さらなる詳細は明らかにしなかった。

  コミー長官は「FBIは秘密保持が非常に得意だ。解除ツールの購入先について私はかなり知っており、彼らの動機がわれわれのものと一致し、彼らが秘密を守れると強く信頼している」と語った。FBIはツールの提供者を明らかにしていない。

  同長官によると、どのようにロックを解除したかの詳細をアップルに提供するかどうかについて、協議が継続中だという。また、このツールは5c以外の機種には使えないもようだと説明した。

原題:FBI Bought Tool to Break Into IPhone Used in Terrorist Attack(抜粋)

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