クレディ・スイスが行員に通達、「Brexit」には関わるな

  • 英国民投票に関して特定の結果を奨励してはならない
  • 資金集めイベントへの参加やインタビューに応じるのは禁止

クレディ・スイス・グループは行員に対し、英国の欧州連合(EU)離脱(「Brexit」)について議論されるような顧客イベントへの参加およびイベントのアレンジをしないよう通達した。同問題について公の場で語ることも禁止した。同行の社内文書から分かった。

  同行は英国およびその他の国で勤務する行員に向け、EUメンバーシップをめぐる英国の国民投票に向けたキャンペーン期間の4月15日ー6月23日の間に「特定の投票結果を奨励したり促したりすることを目的とした活動に参加しない」ことを求めた。文書の内容をクレディ・スイスのロンドン在勤の広報担当者が確認した。

  デービッド・マザーズ最高財務責任者(CFO)と欧州のグローバルマーケッツ担当の法務顧問、エードリアン・ラトクリフ氏は同文書で「国民投票に関連した広告や大衆への直接的なコミュニケーション」が制限対象となり得る行動の例だと説明。「国民投票が話題となる、あるいは質疑応答の対象となるような顧客イベントをアレンジする」ことも禁止している。

  英事業を監督するマザーズ氏は、国民投票に関して説明したりメディアのインタビューに応じることも禁止で、資金集めイベントへの参加も制限されるとしている。

  ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレー、JPモルガン・チェースは英国のEU残留に向けたキャンペーンに資金を出している。

原題:Credit Suisse Sends Memo to Staff on Brexit-Related Restrictions(抜粋)

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