JPモルガン株主、会長の独立性と事業分割について検討求める

米銀JPモルガン・チェースの株主らは会長の独立性を義務付けることと、非中核事業の切り離しで利益率が向上する可能性についての検討を求めた。

  同行が7日の届け出で明らかにした株主提案のリストによると、最高経営責任者(CEO)と会長を兼務しているジェイミー・ダイモン氏の退社まで、検討を遅らせることが容認されている。

  JPモルガンは両提案について反対票を投じるように株主に勧告した。法規違反に伴う罰金支払いのため、報酬支給を10年間繰り延べるクローバック条項修正案の否決も勧告した。

  届け出によれば、取締役会は今年に入り経営トップの構造について検討し、会長とCEOの兼務に問題がないとの結論に達していた。会長とCEOの分離案は昨年と2013年にも否決されている。14年には採決前に取り下げられた。

  会社分割の提案ではJPモルガンを2社以上に分割し、1社が基本的業務と消費者向け貸し付けを中心に事業を展開し、別の1社に投資銀行とトレーディング業務を残す内容となっている。

原題:JPMorgan Investors Seek Independent Chairman, Breakup Review (1)(抜粋)

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