オランダがEUウクライナ協定を拒否、「Brexit」派が勢い付く

オランダの有権者らは国民投票で、欧州連合(EU)とウクライナの協定の批准を大差で否決した。創設メンバーの中でもEUへの不満が高まっている状況が浮き彫りになった。

  このニュースに、英国のEU離脱(「Brexit」)を目指して運動するグループは快哉(かいさい)を叫んだ。フランスの反EU勢力の国民戦線を率いるルペン党首やロシアのメドベージェフ首相もオランダ国民の選択をたたえた。投票率が32%前後となった6日の国民投票では、約61%がいわゆる連合協定に反対票を投じた。

  英国のEU離脱派グループの広報を担当するブライアン・モンタイス氏は電子メールで「オランダ国民投票の結果はEUの拡大志向に対する強烈な反対の意思表示だ」とし、「EUとその拡大主義を支持しなくても欧州市民でいられることを示すものだ」とコメントした。

  オランダ以外のEU加盟国はウクライナとの協定を批准済み。ルッテ首相はこれから、まず国内、次にEUレベルでの再交渉を迫られる。

原題:Dutch Snub EU in Vote Hailed From ‘Brexit’ Camp and Le Pen (3)(抜粋)

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