3月の英住宅価格:前月比2.6%上昇-先行きは不透明とハリファクス

英国の3月の住宅価格は前月比で2.6%値上がりした。英銀ロイズ・バンキング・グループの住宅金融部門ハリファクスは、景況感悪化と英国の欧州連合(EU)残留・離脱の是非を問う国民投票をめぐる不透明感が向こう数カ月に市場への重しとなるため、こうした上昇ペースを持続できない可能性があると指摘した。

  ハリファクスが7日発表した資料によると、3月の平均住宅価格は21万4811ポンド(約3282万円)となった。前年同月比では11%の大幅上昇。1-3月期では前期比2.9%値上がりした。

  ハリファクスのエコノミスト、マーティン・エリス氏は発表資料で「ここ数カ月で多くの売り出し物件が出るなど状況が改善したにもかかわらず、深刻な需給ギャップの状況が続いている」とし、「これに低金利と健全な雇用市場が加わっている環境は、住宅価格の伸びが堅調にとどまることを示唆している」と分析。

  その上で、「英経済見通しに関するセンチメント悪化と6月の国民投票を前にした不透明感で住宅市況がやや軟化することもあり得る」と説明した。

原題:U.K. House Prices Surge as Halifax Flags ‘Brexit’ Uncertainty(抜粋)

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