アジア・太平洋株式サマリー:中国株が下落-H株とインド株も下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  7日の中国株式市場で、上海総合指数が2週間ぶりの大幅安。資本フローの動向を示す3月末の外貨準備高を見極めようとする動きが広がった。

  上海総合指数は続落し、前日比1.4%安の3008.42で終了。酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)が1.2%安と、3週間ぶりの大きな下げとなった。CSI300指数は1.5%安。10業種中、テクノロジー株と消費者関連株の指数が最も大きく値下がりした。恒生電子(600570 CH)は3.7%安。

  キングストン・セキュリティーズのエグゼクティブディレクター、ディッキー・ウォン氏は「地合いは依然として非常に弱い」と指摘。「中国当局のPMIなどやや上向いている経済指標もあるが、大きな改善ではない」と述べた。

  香港市場では、この日取引が再開された通信機器メーカーのZTE(中興通訊、763 HK)が10%下落。米政府は同社が対イラン制裁に違反したと主張、同社株は1カ月にわたり売買が停止されていた。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.3%安と4営業日続落して引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  7日のインド株式相場は3週間ぶり安値を付けた。企業の決算発表が来週から本格化するのを控え、先月急伸した株式相場の先行きを見極めようとする動きが強まった。

  インド最大の乗用車メーカー、マルチ・スズキ・インディアは1カ月ぶり安値まで沈んだ。ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)とアダニ・ポーツ・アンド・スペシャル・エコノミック・ゾーンの下げも目立った。タタ・パワーとアダニ・パワーも安い。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比0.9%安の24685.42で引け、これは先月17日以来の安値。3月は月間ベースで2012年1月以来の大幅上昇だった。1-3月期決算では過去5四半期のうち4四半期で落ち込んだ利益が上向くかが注目されている。ブルームバーグがまとめたデータによれば、1-3月の純利益は3.3%増えた公算が大きい。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.4%高の4964.08。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.1%高の1973.89。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.3%安の8490.25。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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