米ディズニー:アイガーCEOの後継者探し、時間稼ぎが最善の策か

  • 後継候補はフェイスブックのサンドバーグCOOなど
  • アイガー氏の任期は延長なしなら18年8月に満了となる

ウォルト・ディズニーがロバート・アイガー最高経営責任者(CEO)の後継者にふさわしい人物を見つけるための最善の方法は、アイガー氏に少し長めにCEOの座にとどまってもらうことかもしれない。

  ディズニーは次期CEO候補の選考対象を広げているものの、外部の候補者は強烈な企業文化に適応する必要があり、また社内の候補者は経験不足の可能性がある。そうしたジレンマを背景に、アイガー氏(65)を2018年半ばの契約満了以降も留任させるという誘惑が強まっている。こうした見通しについて、ディズニーはコメントを控えている。

  マッコーリー・キャピタルのアナリスト、ティム・ノレン氏はリポートで、「アイガー氏は既に1度、任期を延長している。現時点で再度の延長もあり得るが、2年は後継探しには十分な時間だ」と述べた。

  外部の後継候補には米フェイスブックの最高執行責任者(COO)でディズニーの取締役も務めるシェリル・サンドバーグ氏のほか、ディズニーとABCの元幹部で現在は米コムキャストのNBCユニバーサル部門を統括するスティーブ・バーク氏らの名前が挙がっている。社内の候補者ではテレビ部門共同責任者のベン・シャーウッド氏や、アイガー氏の長年の弟子である戦略責任者のケビン・メイヤー氏が注目されている。

  ディズニーは今週に入り、次期CEOとして有力視されていたトーマス・スタッグスCOOが辞任すると発表。事情に詳しい複数の関係者の話では、スタッグス氏は取締役会の全面的な支持を得られていなかったという。

原題:For Disney, Buying Time With Iger May Help Groom Next CEO (1)(抜粋)

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