シティ幹部、株主リターン低下なら100%超えるボーナス受け取れず

  • 100%を上回る業績連動報酬は、株主リターンのプラスが条件となる
  • ステークホルダーから懸念の声が寄せられたことに対応

米銀シティグループの取締役会は、経営幹部に支払う年間の業績連動報酬の算定方法を見直した。パフォーマンスシェア・ユニット制度をめぐり、ステークホルダーから不満が寄せられたことに対応する。

  6日の届け出資料によれば、今後は株主のリターンがプラスである場合に限り、所定の水準の100%を上回る業績連動報酬が受け取れる。株主のトータルリターンが3年間を通じて低下するような場合、当初認定された額を上回るボーナスを経営幹部が受け取れないよう徹底する。今回の変更は2月に付与されたパフォーマンスシェア・ユニットに反映されるという。

  シティは届け出資料で、議決権行使の委任状を株主に先月提示した後、「パフォーマンスシェア・ユニット制度について、他のステークホルダーから懸念の声が寄せられた」とした上で、「信頼性の高い経営幹部の業績連動報酬プログラム実現に引き続き十分にコミットしていく」と説明した。

  シティの幹部報酬をめぐっては、2012年まで最高経営責任者(CEO)を務めたビクラム・パンディット氏がいとも簡単に数百万ドルを受け取ることへの不満が高まったことで、11年の報酬パッケージが株主によって拒否され、12年に報酬制度の抜本的な見直しを迫られた経緯がある。

原題:Citigroup to Limit Executive Pay When Investor Returns Fall (2)(抜粋)

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