シャイアー:バクスアルタ買収、計画通り進める-米の税規制後も

  • 買収手続きは2016年半ばまでに計画通り完了する予定
  • 米の新たな規制によりファイザーとアラガンは合併を破棄

アイルランドの製薬会社シャイアーは、320億ドル(約3兆5000億円)規模の米バクスアルタの買収を想定通りに今年半ばに完了するとの見通しを示した。米財務省の新たな規制によりファイザーとアラガンの1600億ドル規模の合併が撤回されたが、シャイアーは1月11日に発表した計画通り手続きを進める。シャイアーが6日、明らかにした。

  米財務省は、米企業が買収を通じて低税率の海外に所在地を移す「インバージョン(租税地変換)」について制限を強化する規則を発表した。シャイアーは、バクスアルタ買収はインバージョンではないと説明している。ダブリンを法律上の所在地としながら世界各地で事業を行うシャイアーは、バクスアルタ買収の目的は希少疾病用薬品分野でのリーダーとなることだとしている。

  シャイアーの発表後、6日のバクスアルタの株価はニューヨーク市場で一時41.59ドルに上昇、シャイアーの株価はロンドン市場で5.2%高で終了した。4日夜の米のインバージョン規制強化の発表後、5日の両社の株価は共に下げていた。

原題:Shire Sees Baxalta Deal Closing as Expected After New Rules (1)(抜粋)

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