アラガンがそーせい子会社とライセンス契約-前金137億円支払い

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  • 新薬の開発・商品化・販売の経過に応じて追加支払いも
  • そーせいの英子会社ヘプタレスに神経疾患治療薬のライセンス料払う

米ファイザーとの合併計画が破談となった製薬会社アラガンは6日、創薬ベンチャー、そーせいグループの英子会社とライセンス契約を締結したと発表した。アルツハイマー型認知症など神経疾患の治療ポートフォリオのライセンス料として、英子会社に前金として1億2500万ドル(約137億円)を支払う。

  アイルランドに本社を置くアラガンは発表資料で、最初の3種の治療薬の開発と商品化に成功した段階でそーせいグループの完全子会社、ヘプタレス・セラピューティクスに最大6億6500万ドルの目標達成報酬を支払う可能性があると説明。あらかじめ設定した年間販売目標に到達すれば、ヘプタレスはさらに最大25億ドルを受け取る可能性もある。アラガンは研究開発費として最大5000万ドルを提供する。

  そーせいは、がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの治療薬開発で、既に英アストラゼネカやスイスのノバルティスなどとパートナーシップやライセンス契約を結んでいる。昨年2月には、収入の多角化を図り英バイオ企業ヘプタレスを最大4億ドルで買収した。

  ヘプタレス買収はそーせいに新たな新薬候補をもたらした。その一部が大手製薬会社の関心を呼んでいる。独自の技術「StaR」を用いて「GPCR」と呼ばれる細胞間の情報伝達にかかわるタンパク質を標的とする新薬開発を手掛けるヘプタレスは、治験初期段階のアルツハイマー薬のほか、精神疾患や片頭痛、糖尿病、注意欠陥多動性障害(ADHD)の薬を開発中。

原題:Allergan to Pay Sosei Unit $125 Million for New Therapies (1)(抜粋)

(3段落目以降に背景などを追加して更新します.)
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