「うそはダメ」野村が研修、元ジェフリーズのトレーダー起訴後-検察

  • うそ阻止できず、詐欺的な取引1件は研修後に発生-検察当局
  • 元野村の3人のトレーダーは無罪を主張、10月に裁判

野村ホールディングスは元ジェフリーズのマネジングディレクターが詐欺罪で起訴された後、トレーダーにうそをつかないよう研修を行ったが、顧客への債券価格に関する小さなうそを阻止できなかったと、米検察当局は指摘した。

  元野村のトレーダーのロス・シャピロ、マイケル・グラミンス、タイラー・ピータースの3氏は、取引のスプレッドを拡大し、債券に支払った金額についてうそをつくことで約700万ドル(約7億6800万円)の追加収入を生み出したとして起訴された。3人は無罪を主張しており、10月に裁判に臨む予定。

  米連邦地検のリアム・ブレナン検事補は6日、米コネティカット州ハートフォードでの聴聞で、住宅ローン担保証券の価格で顧客を欺いたとして2013年1月に逮捕された元ジェフリーズのトレーダー、ジェシー・リトバク被告の起訴について議論するため野村で研修が行われたと説明した。「うそをつかない」よう指示した資料が配布されたこの研修に、被告3人のうち2人が出席していたと指摘。シャピロ被告はその後、住宅ローン担保証券(RMBS)担当チームのトレーダーを対象に会議を開き忠告に従うよう指示したが、詐欺的な取引の1件はその会議後に発生したと、ブレナン検事補は述べた。

  野村の広報担当、ジョナサン・ホジキンソン氏にブレナン検事補の見解に関して電話や電子メールで取材を試みたが、現時点で返答はない。

原題:Nomura Warned Against Lying After Jefferies Trader Charged (抜粋)

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