欧州株:反発、ヘルスケア銘柄に買い-ファイザーとアラガンが合併撤回

6日の欧州株式相場は反発。指標のストックス欧州600指数は一時約6週間ぶりの安値まで下げたものの、製薬株を中心に反発した。

  アストラゼネカはここ2年で最大となる4.5%高。シャイア-とグラクソ・スミスクラインも大きく買われた。米ファイザーとアラガンは1600億ドル規模の合併計画を撤回することで合意したことが手掛かり。ジェフリーズ・グループとバンク・オブ・アメリカのアナリストはリポートで過去数日にわたり、合併合意が破綻した場合、これら企業が買収候補となる可能性があると指摘していた。

  ストックス600指数は前日比0.8%高の330.65で終了。前週の米原油在庫を手掛かりとした原油高を背景に取引終了間際の30分間で上げ幅を拡大した。

  この日はプラスで終了したものの、同指数は今年に入ってから特に値動きが荒い展開となっている。

  セブン・インベストメント・マネジメントの共同設立者、ジャスティン・ウルクハート・スチュワート氏(ロンドン在勤)は、「現在の相場は極めて落ち着きのない状態にある」とし、「投資家らは市場に参加し始めたが、より大きなリスクを取るまでには至っていない。より多くの経済成長の兆しを確認したいのだ」と語った。

  個別銘柄では、スイスのチョコレートメーカー、バリーカレボーが8.3%急伸。同社の上期利益はアナリスト予想ほど落ち込まなかった。スウェーデンの衣料小売り、ヘネス・アン ド・マウリッツ(H&M)は5.4%値上がり。3月売上高が増えたことが買い材料。

  一方、仏蘭系航空会社のエールフランスKLMグループは3.2%安。同社は5日遅くに、アレクサンドル・ドジュニアック最高経営責任者(CEO)が8月1日までに辞任すると発表した。スイスの資源会社グレンコアは1.2%安。農業部門の株式40%をカナダ年金制度投資委員会(CPPIB)に25億ドルで売却することで合意した。

原題:Drugmakers Lead Europe Stocks as Pfizer, Allergan Deal Collapses(抜粋)

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