バーゼル委がレバレッジ基準上乗せ検討、「大き過ぎてつぶせない」抑制

世界の銀行監督当局は世界的な大手行の資本要件を引き上げる方法を検討している。監督当局は「大き過ぎてつぶせない」銀行のコントロールを目的に、デット・ファイナンス(負債による資金調達)の規制厳格化を進めている。

  バーゼル銀行監督委員会は既に、JPモルガン・チェースやHSBCホールディングスなど世界の大手30行に対して、事業のリスク度に基づき最低資本比率を高めた。今度はレバレッジ比率の基準上乗せについて意見を求めている。同基準はバランスシートの規模に基づいて定められ、リスクは勘案されていない。この上乗せ分は常に必ず守らなければならない厳しい最低要件となるかもしれないし、危機時には一時的に逸脱が認められるバッファーとして設定されるかもしれない。

  バーゼル委は6日公表した提案で、資本規制の枠組みにおいてリスクに基づく資本比率とレバレッジ比率の相対的な役割を維持する方法の一つは、システミック上重要な世界の銀行に対してより高いレバレッジ比率を導入することだと説明した。

  バーゼル委は、レバレッジ比率の基準上乗せ幅を固定し、リスト上の30行全てに一律で適用するか否かについて意見を求めている。別の案はリスクに基づく枠組み下で割り当てられたカテゴリーごとに比率を変更するものだと同委は説明した。意見の提出期限は7月6日。

原題:Biggest Banks to Face Tougher Debt Limits to End Too-Big-to Fail(抜粋)

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