ファイザーとアラガン、1600億ドル規模の合併合意を撤回-税規則で

  • アラガンはファイザーから1億5000万ドルの費用払い戻しを受ける
  • ファイザーは分割の可能性について年内に決定する

製薬の米ファイザーと同業アラガンは、1600億ドル(約17兆7000億円)規模の合併計画を撤回することに合意した。米当局が企業のインバージョン(租税地変換)に関する規制を強化したことで、医薬品業界で史上最大になるはずだった合併・買収(M&A)がご破算になった。

  両社は6日の発表資料で、撤回の決定は米財務省が4日に発表した新規制が理由だと説明した。ファイザーは合併計画の関連費用1億5000万ドルをアラガンに払い戻す。

  ファイザーはまた、新薬事業と既存薬事業の分割案を追求するかどうかを遅くとも年末までに決定すると発表した。

  アラガンは米ニュージャージー州を経営の拠点としているが、登記上の本社はアイルランドのダブリンにある。昨年合意に至った合併で、ファイザーは税制上有利なアイルランドに本社所在地を移すはずだった。

原題:Pfizer, Allergan End $160 Billion Merger Amid New Tax Rules (1)(抜粋)

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