【個別銘柄】電力株買われる、スズキ高い、三井化が急落、大阪鉄安い

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6日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

  電力株:九州電力(9508)が前日比7.2%高の1102円、北海道電力(9509)が6.8%高、四国電力(9507)が3.8%高など。電気・ガスは東証1部業種別上昇率上位。福岡高等裁判所宮崎支部は6日、地元住民らが九州電の川内原子力発電所1、2号機の運転差し止めを求めた仮処分の抗告審で、原告の申し立てを棄却した。原発再稼働に対する期待が高まった。

  スズキ(7269):3.5%高の2895円。メリルリンチ日本証券は目標株価を3600円から3900円へ引き上げた。新型車効果もあってインド販売が好調なほか、4月以降の国内軽販売モメンタム改善、カバレッジ内で為替リスクが相対的に低位であることなどが要因。投資判断は「買い」を継続。

  三井化学(4183):6%安の327円。ジェフリーズ証券は業績予想と目標株価を引き下げた。フェノールを含む石油化学製品の需給が緩和しつつあるとし、コストを削減してもマージン低下により2017年3月期経常利益は400億円と、前の期の同証予想605億円(会社計画600億円)を34%下回る見通しだと分析した。新たな目標株価は290円、投資判断は「アンダーパフォーム」を継続した。

  大阪製鉄(5449):4.6%安の1650円。野村証券は投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。足元で鉄くず価格が上昇する中、国内の建設用鋼材の需要が低迷しており17年3月期の営業増益確保は難しい状況になってきたと分析。17年3月期の営業利益予想を90億円から75億円に下方修正、16年3月期同証予想83億円からの減益見込んだ。新たな目標株価は2005円。

  ハイデイ日高(7611):3.7%安の2625円。3月の既存店売上高は前年同月比0.2%増と、14年11月以来の低水準だった。同時に発表した16年2月期営業利益はその前の期に比べて6.9%増の43億3200万円、17年2月期計画は7.6%増の46億6000万円。

  オリエンタルランド(4661):3%高の7762円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「アンダーウエート」から「オーバーウエート」に2段階引き上げた。20年3月期以降の2パーク刷新・拡張による収容能力増強で、新たな収益拡大局面に入ると想定。20年3月期以降は最高利益更新ステージに入るため、株価も昨年3月の過去最高値(9890円)を上回ると予想した。目標株価は5550円から1万1600円に上げた。

  千代田化工建設(6366):1.7%安の776円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下げた。LNGプロジェクトを業績ドライバーとする従来の成長ストーリーを慎重にみるとともに、新事業への本格参入に伴うリスクを新たに考慮したと指摘。17年3月期営業利益予想を304億円から258億円、来期は312億円から252億円に減額した。新たな目標株価は900円。

  スギホールディングス(7649):1.5%安の5750円。17年2月期営業利益計画は前期比3.8%増の240億円と、市場予想の257億円を下回った。消費回復見通しの不透明感が拭えない上、競争は厳しさを増すとしている。

  東洋電機製造(6505):15%安の324円。16年5月期営業利益予想を21億円から17億円へ減額修正した。前期比では32%増から6.5%増へ増益率が鈍化する。交通事業では海外向け受注で一部翌期ずれが確実になったことや、新規案件の獲得増に伴う設計費が見込まれることなどが要因。

  新日本科学(2395):3.7%高の398円。再生医療分野でリジェネシスサイエンス(福岡市)と業務提携を締結、出資も行ったと発表した。リジェネシスは「軟骨細胞培養方法」など再生医療に関する優れた特許技術を有しているという。

  瑞光(6279):7.3%高の4050円。16年2月期営業利益はその前の期に比べて46%増の36億5400万円だった。17年2月期は6.6%増の38億9500万円を見込む。SMBC日興証券は前期実績、今期計画ともに同証予想を上回り、ポジティブな決算だと評価。特殊要因を除いても、利益率は回復方向にあるとした。

  サイバーコム(3852):17%高の1216円。12日付で現在の東京証券取引所2部から1部に指定替えの承認を受けたと発表。流動性向上や投資家層の拡大が期待された。

  ハイアス・アンド・カンパニー(6192):住関連産業に関する情報提供を手がける同社は5日にマザーズ市場に上場、売買2日目となる6日に公開価格比2.9倍の2750円となる初値を付けた。地域の中小企業を会員組織としてネットワーク化、住関連産業の先進的なビジネスモデルや経営効率化の手法を提案、提供している。初値後は次第に売り注文が膨らみ、終値は初値比500円(18%)安の2250円でストップ安。

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