ヘッジファンドのクオンテッジ、1-3月の運用成績はプラス24%

  • 3月のリターンはプラス12.2%、全主要資産クラスでプラス
  • 運用成績は昨年のマイナス18.3%から急回復

シンガポールに本拠を置くヘッジファンド、クオンテッジ・グローバル・ファンドの年初から3月末までのリターンはプラス24%となり、多くの同業他社の運用成績が低迷する中で昨年の不振から立ち直った。

  ブルームバーグ・ニュースが入手したニュースレターによると、定量分析に基づいた投資を世界で展開するクオンテッジの3月のリターンはプラス12.2%。2月と1月はそれぞれ6.6%、3.8%のプラスだった。2015年は18.3%のマイナスリターンとなったが、今年に入り昨年の損失を十分に穴埋めできる運用成績を上げている。06年10月に300万ドルでスタートした同ファンドの運用資産は3月末時点で11億6000万ドル(約1280億円)。創設以来のリターンは年率換算でプラス26%。

  調査会社ユーレカヘッジのデータによれば、世界のヘッジファンドの年初来リターンはマイナス0.43%。中国の景気減速や商品価格下落に圧迫され1、2両月は低迷したが、3月には世界市場の好転で1.2%のプラスとなった。

  クオンテッジはニュースレターで3月の好成績について、「4つの主要資産クラスの全てがプラスとなり、月間ベースで今年初の2桁リターンにつながった」と指摘。「株式と通貨のポジションからの大きなプラスが利益の大部分を占めた」と説明した。具体的なポジションについては言及していない。

  クオンテッジの広報担当、ミシェル・コー氏はニュースレターについてコメントを控えた。

原題:Quantedge Hedge Fund Rebounds From 2015 Losses With 24% Surge(抜粋)

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