国際帝石のアバディLNGプロジェクト、長期凍結の可能性も

国際石油開発帝石がインドネシアで進めてきたアバディ液化天然ガス(LNG)事業計画は、同国政府からLNG基地建設予定場所の変更を検討するよう求められ、計画の存続に疑念が生じている。LNG価格は世界的に大きく下落している。

  インドネシアは国際帝石に対し、同社が計画していた海上ではなく、陸上にプラントを建設するよう求めている。国際帝石は同国政府当局から計画の再検討を求める内容の通知を受け取ったと今月4日に公表。国際帝石は新たな開発計画を同国政府に提出しなければならず、事業化の決定は4年後の2022年まで遅れる可能性がある。

  住友商事グローバルリサーチのシニアアナリスト、舘美公子氏は電話インタビューで、このプロジェクトには非常に多くの不確定要素があるため長く凍結される可能性が高いと述べた上で、インドネシア政府が資源ナショナリズム的傾向を強めていることを考慮すれば、現時点でプロジェクトを進めると決断するのは難しいと説明した。
  
原題:Abadi LNG’s Future in Question After Indonesia Changes Location(抜粋)

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