世界的に株価下落、2月以来の大幅安-円急伸、国債も上昇

5日の金融市場では世界的に株価が下落し、下落率はこの約2カ月で最大となった。円は2014年以来の高値を付け、国債相場は上昇した。世界的に経済成長が低迷するとの懸念が広がり、投資家の間で安全資産への需要が高まった。

  米国株は5日までの2日間の下落率が2月9日以来最大となった。米政府がインバージョン(租税地変換)による租税回避対策で新たな措置を発表したことを受け、アイルランドのダブリンに本社を置く製薬会社アラガンの株価は15%安と急落。銀行株からバイオ株まで広く売られた。S&P500種構成銘柄は公益株を中心に下落した。米10年債利回りはこの1カ月余りで最低水準となった。円はドルに対し、1年5カ月ぶり高値を付け、金はこの1週間で最大の上昇。

  S&P500種株価指数はニューヨーク時間午後4時(日本時間6日午前5時)過ぎの暫定値で前日比1%安。MSCIオールカントリー世界指数は1.4%安と、終値ベースで2月11日以来の大幅下落となった。欧州株の指標であるストックス欧州600指数は1.9%安で終了した。

原題:Global Stocks Fall Most Since February, Yen Surges to 2014 High(抜粋)

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