欧州株:6週ぶり大幅安、軟調なドイツ経済指標を嫌気

5日の欧州株式相場は下落し、指標のストックス欧州600指数は約1カ月ぶり安値を付けた。経済指標でドイツ経済の弱さが明らかになったためで、自動車株と資源銘柄を中心に売りが膨らんだ。

  フランスの自動車メーカー、プジョーシトロエングループ(PSA)は6.5%の大幅安。支出が向こう数年にわたり利益を圧迫するとの見通しを示したことが売り材料となった。ドイツの鉄鋼会社ティッセンクルップは4.7%下落。ヴァーレとのブラジル合弁事業で、ヴァーレ側の権益を買い取るとの発表が嫌気された。資源銘柄ではアルセロール・ミタルとグレンコアの下げが目立った。

  ストックス600指数は前日比1.9%安の328.15で取引を終了。これは2月24日以来の大きな値下がり。業種別指数は全てが下げた。西欧の主要株価指数も総じて安く、ドイツのDAX指数は2.6%安となった。 

  MPPM(独エップシュタイン)のギレルモ・ヘルナンデス・サンペレ氏は「景気減速の見方が裏付けられた」とし、「欧州中央銀行(ECB)の前回会合以来、リスク志向は見られていない。投資家の信頼感はまだ回復していない」と語った。

原題:Europe Stocks Fall Most in Six Weeks on Weak German Factory Data(抜粋)

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