IMF専務理事:ギリシャと「誠実に」協議へ-情報リーク火消し図る

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事はギリシャ政府と「誠実に」交渉するつもりだと述べた。内部告発サイト「ウィキリークス」がギリシャ支援策に否定的なIMFの見方を暴露し、同国とIMFの間に確執が生じていたが、専務理事は問題を引きずりたくない意向を示唆した。

  ラガルド専務理事は5日、フランクフルトでブルームバーグのテレビインタビューに応じ、「われわれは引き続きギリシャ情勢に焦点を絞っている」と発言。協議は債務の持続性確保に向けた金融の安定回復、自立に必要な構造改革の導入に集中していると続けた。

  ユーロ圏諸国がギリシャの債務負担をいっそう軽減することを条件に、チプラス政権に一定の財政的柔軟性を認める可能性もほのめかした。「プライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字が少し低くなる場合」、債務の履行をより強力にするか長期にする必要があり、「それでいて帳尻が合わなければならない」と語った。その上で、IMFは債務の持続性や構造改革に関する自らの規則を曲げてまで合意を結ぶ気はないとくぎも刺した。

  ギリシャ支援策の監視団は今週アテネ入りしており、緊急融資の次回支払い実行に必要な政策を話し合っている。ユーロ圏救済基金の責任者を務めるクラウス・レグリング氏は5日にルクセンブルクで記者団に対し、ギリシャの改革状況に関する分析は5月初めの完了を目指していると語り、「その時までにIMFも支援策に加わってくれることを強く期待している」と表明した。

原題:Lagarde Pursues ‘Good Faith’ Greek Talks After Leaks Dispute (2)(抜粋)

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