クレディ・スイスCEO:アジア事業拡大の「絶好機」-競合縮小が恩恵

クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は5日、今こそアジアで事業を拡大する「絶好機」だと述べ、一部の競合企業による事業縮小で優秀な人材の確保がいっそう容易になっていると説明した。

  ティアムCEOはアジア地域有数の投資銀行ならびにウエルスマネジメント事業を持つ銀行としてクレディ・スイスの地位を固めることを目指している。バークレイズやスタンダードチャータードなど競合が人員削減を進める一方、クレディ・スイスはティアムCEOが先月公表した世界的なコスト追加削減からアジア事業を対象外とした。

  ティアムCEOは投資家会議が開催された香港でブルームバーグとのテレビインタビューに応じ「相変わらず投資には絶好の時期だ。最適な時期に最高の人材を得ることができるためだ」とし、「多くの案件が控えており、最高の質を持った人材の採用を進めている。これが成長への強い自信を生んでいる」と語った。

  事業拡大を目指している市場には、日本と中国を具体的に挙げた。スイスの競合であるUBSグループも富裕層が増えている中国市場を狙い、アジアのプライベートバンク事業を強化している。

原題:Credit Suisse CEO Says ‘Best Time’ to Grow in Asia as Rivals Cut(抜粋)

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