ウエストパック銀行を豪証券当局が民事提訴-金利操作と主張

オーストラリア証券投資委員会(ASIC)は5日、豪ウエストパック銀行を相手取って民事訴訟の手続きを開始したと発表した。同行が指標金利を操作したと主張している。3年余りにわたる調査に基づく銀行提訴はこれが2件目。

  ASICの声明によると、同行は「人為的」な銀行間金利を誘導する取引を2010年4月から12年6月までの期間に16回行ったとされている。
 
  ASICは指標金利である豪州銀行間取引金利(BBSW)の設定について12年半ばから調査し、国内銀行が協力的でないと批判していた。先月はオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)に対し今回と同様の法的措置を講じた。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)とUBSグループ、BNPパリバからは金融リテラシー向上に向けたプロジェクトへ合わせて360万豪ドル(約3億円)の自発的拠出を引き出した。

  ウエストパック銀行は資料で、「関与する戦略の複雑さを踏まえれば、裁判所提出文書に引用された行員間のやりとりについてのASICの解釈や取引活動に対する評価にわれわれは同意できない」とコメントした。

原題:Australia Rates Probe Turns to Westpac With New Court Action (1)(抜粋)

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