アジア・太平洋株式サマリー:中国株が上昇-香港、インドは下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  5日の中国株式相場は上昇。上海総合指数が3カ月ぶりの高値を付けた。テクノロジー株などが上げの中心となった。中国経済が安定化しつつある兆しが好感された。

  上海総合指数は4営業日続伸し、前営業日比1.5%高の3053.07で終了。一時0.5%安となる場面もあった。業種別ではテクノロジー株の指数が値上がり率トップで、ソフトウエア開発の恒生電子(600570 CH)は10%の値幅制限いっぱい上昇した。

  香港市場では、ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)など中国本土の銘柄を中心に下落。原油が3営業日続落したことが響いた。

  クレディ・スイスの陳李ストラテジストは香港での記者説明会で、人民元建ての「A株市場は世界的な株価反発の流れに続いている」と指摘。鉄鋼価格やインフラ投資、不動産販売が3月に上昇・増加したことから判断して、「中国経済安定化の早期の兆しが見えている」と述べた。

  CSI300指数は1.3%上昇。10業種全てが値上がりした。香港のハンセン中国企業株(H株)指数は1.9%安で引けた。同指数は先週、強気相場入りした。ハンセン指数は1.6%下げた。4日の中国・香港市場は祝日のため休場だった。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  5日のインド株式相場は約2カ月ぶりの大幅安となった。インド準備銀行(中央銀行)が大半のエコノミストの予想通り利下げに踏み切ったが、銀行株を中心に売り優勢となった。

  個別では、インドステイト銀行とICICI銀行がきつい下げ。アダニ・ポーツ・アンド・スペシャル・エコノミック・ゾーンはほぼ2カ月ぶりの大幅な値下がりを記録した。高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・モーターズ、携帯電話サービス企業のブハルティ・エアテルは共に5%前後の下落に沈んだ。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比2%安の24883.59と、2月11日以来の大幅安。ラジャン総裁率いる準備銀はこの日、政策金利のレポ金利を0.25ポイント引き下げ、2011年3月以来の低水準となる6.5%にした。ブルームバーグのエコノミスト調査では42人中36人がこの結果を予想していた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1.4%安の4924.38。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.8%安の1962.74。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  5日の台湾市場は祝日のため休場。取引は6日に再開される。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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