インド中銀:政策金利を6.5%に引き下げ-5年ぶり低水準

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  • モンスーン期の降雨状況を見守りながら、追加緩和の余地を探る意向
  • 「金融政策のスタンスは引き続き緩和的だ」-ラジャン総裁

インド準備銀行(中央銀行)は5日、6カ月ぶりの利下げに踏み切った。モンスーン期の降雨状況を見守りながら、追加緩和の余地を探る意向を示した。

  ラジャン総裁率いる準備銀は声明で、政策金利のレポ金利を6.75%から6.5%に引き下げると発表した。これは2011年3月以来の低水準。ブルームバーグのエコノミスト調査では42人中36人がこの結果を予想していた。

   ラジャン総裁は声明で「金融政策のスタンスは引き続き緩和的だ」と指摘。「準備銀は余地が広がるに伴い追加政策行動で対応するため、今後数カ月のマクロ経済・金融情勢を見守り続ける方針だ」と表明した。

  物価圧力の鈍化や、財政赤字縮小に向けたモディ首相の2月の動きを受けて、ラジャン総裁がインドネシアや欧州に追随して金融政策を緩和する余地が広がった。今後追加利下げが可能かどうかは、貯水池の水位や国際原油価格、公務員の賃上げ計画によって決まる見通し。

  ラジャン総裁は15年1月から5回の利下げを決定している。降雨量が3年連続で平均を下回っているため、追加緩和の余地は限られている。

  3月31日に発表された別のブルームバーグ調査によれば、大半のエコノミストは10ー12月期にもう1回の6.25%への利下げを予想。その後は17年9月まで据え置きが続くと見込んでいる。

原題:Rajan Cuts India Rates to Five-Year Low, Stays Accommodative (3)(抜粋)

(3段落目以降に声明の内容などを追加して更新します.)
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