【個別銘柄】原油や地銀株が下落、自社株買い日医工高い、不二越安い

5日の日本株市場で、株価変動材料のあった 銘柄の午前終値は次の通り。

原油関連株:国際石油開発帝石(1605)が前日比4.9%安の772.4 円、出光興産(5019)が4.3%安の1832円、JXホールディングス (5020)が3.3%安の411.2円など。4日のニューヨーク原油先物は前営 業日比2.96%安い1バレル=35.70ドル終了。終値ベースで3月3日以 来の安値となった。

地方銀行株:ほくほくフィナンシャルグループ(8377)が6.9%安 の135円、群馬銀行(8334)が4.4%安の430円、中国銀行(8382) が5.3%安の1061円、伊予銀行(8385)が4.6%安の665円など。みずほ 証券はMSCIスタンダード指数の5月の見直しで、ほくほくFなど地 銀4銘柄などを暫定的な除外候補として予想した。

ファーストリテイリング(9983):3.5%安の3万2230円。3月の 国内ユニクロ事業の売上高は前年同月比0.3%減と3カ月ぶりに前年実 績を下回ったと発表。ニットやカットソーなど春物が順調で客単価 は9.1%伸びたが、客数が8.6%減った。

日医工(4541):2.1%高の2510円。発行済み株式総数の4.76%に 相当する284万6800万株、金額で約70億円を上限に自己株を取得すると 発表した。株主でフランスの製薬会社サノフィグループが財務構造改革 の一環として保有する日医工株式すべてを売却する意向を示したため、 全株式を買い取る。両社の提携関係については継続していく方針。

不二越(6474):14%安の326円。2015年12月-16年2月期(第1 四半期)の営業利益は前年同期比27%減の33億8400万円だったと発表し た。海外営業要員の増員などで機械工具事業が振るわなかったほか、中 国経済減速に伴う産機・市販分野の需要減退で部品事業も3割超の減益 となった。SMBC日興証券は、先行投資に伴う費用増加による利益率 の押し下げが続く状況で、第2四半期以降、円高も本格化し通期の会社 計画未達という見方に変更ないとみる。

アコム(8572):3.3%高の561円。クレディ・スイス証券は4日付 で投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に引き上げた。安定 的に確保できる利益水準が上昇し、株価の上昇リスクが高まったと分 析。国内のローン残高の伸びは鈍化するが、銀行向け保証事業が拡大す るほか広告宣伝費など費用の伸びが鈍化するとみて、17年3月期以降の 業績予想を上方修正した。17年3月期には復配の可能性が高まっている とも指摘。目標株価は587円とした。

山陽特殊製鋼(5481):6.9%安の462円。野村証券では軸受鋼を中 心とした特殊鋼鋼材の販売数量を下方修正し、17年3月期以降の業績予 想を減額。目標株価を685円から605円に引き下げた。投資判断は「買 い」を継続。

しまむら(8227):0.1%高の1万3990円。17年2月期営業利益は 前期比16%増の462億円の見通しと4日に発表した。市場予想は442億 円。主力業態のしまむらでは都市部へ20店舗を出店を計画する。モルガ ン・スタンレーMUFG証券は、デフレ傾向は低価格業態の同社に追い 風であるほか、ナショナルブランド(NB)メーカーとのコラボ商品好 調など若年層のトレンド変化が今後も続く可能性と指摘。投資判断を 「アンダーウエート」から「イコールウエート」、目標株価を1万1200 円から1万3000円に引き上げた。

バイテックホールディングス(9957):3.7%高の919円。パナソニ ックと資本・業務提携すると発表した。子会社PTT株の約20%をパナ ソニクに譲渡。パナソニクグループが調達する部材や原材料などに関し て、調達機能を補完する外部パートナーとして事業拡大を目指す。提携 開始は7月1日を予定。バイテックは半導体関連商品を専門に取り扱う 商社で、同子会社は国内外の部材調達や輸出入を手掛ける。

ハイアス・アンド・カンパニー(6192):5日に東証マザーズに新 規株式公開(IPO)した。公開価格950円に対して71%高の1622円買 い気配で午前終了。地域の中小企業を会員組織としてネットワーク化 し、住関連産業の先進的なジネスモデルや経営効率化の手法を提案・提 供する。16年4月期の売上高は前期比22%増の32億6600万円、営業利益 は同2.8倍の2億6100万円を見込む。

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