バリアントが女性の性欲促進剤の営業チーム廃止、事業再編で-関係者

  • 皮膚科学や胃腸部門も人員削減対象になると関係者
  • 同社は年内に「アディ」販売の取り組みを再開する計画

カナダの製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルは女性の性的欲求低下障害の治療薬「アディ」の営業チームを廃止した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社はアディのメーカーを10億ドル(現在のレートで約1100億円)で買収し昨年秋に同薬品を投入したが、最初の半年間で販売に弾みがつかなかった。

  非公開情報を理由に匿名で語った関係者の1人によると、バリアントはアディの販売チームに所属する契約社員140人のほか、皮膚科学や胃腸、女性医療の各部門全体で約140人を解雇する。皮膚科学部門が最大の影響を受けるという。バリアントの社員数は約2万2000人。

  関係者によると、バリアントは数カ月以内に構築する社内チームを通じてアディ販売の取り組みを再開する計画だ。

  マイク・ピアソン最高経営責任者(CEO)は従業員宛てメモで、「営業チームはアディの当局の承認を得る際に素晴らしい仕事をした。ただ、商業化へのわれわれの最善の取り組みにもかかわらずアディの販売はまだ当社の予想に届いていない」と指摘した。メモはブルームバーグが取得し、バリアントの広報担当者が内容を確認した。

  皮膚科学部門の規模縮小について同CEOは「類似製品の説明のために訪れる社員が多過ぎるとの医師からのフィードバックが増えた」と説明した。

  バリアントの広報担当、ローリー・リトル氏は今回の再編についてコメントを控えた。

原題:Valeant Said to Cut Libido Pill Sales Force in Reorganization(抜粋)

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