ファイザーとアラガン、17兆円規模の合併を危ぶむ声も-米税規制で

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医薬品大手の米ファイザーとアイルランドに本社を置く同業アラガンが計画する1600億ドル(約17兆6800億円)規模の合併は、米政府が4日発表した企業のインバージョン(租税地変換)抑制措置によって脅かされる可能性があるとアナリストらはみている。

  ニューヨーク時間5日午前8時30分現在、アラガンの株価は通常取引開始前の時間外取引で224.78ドルで推移。両社の合併交渉が報じられる前の昨年10月26日には271.57ドルだった。

  エバーコアISIのアナリスト、マイケル・クレイグ氏は「合併は95%の確率で死んだも同然の取引になっている」と4日遅くの顧客リポートで述べた。

  ファイザーとアラガンは4日に電子メールで共同声明を発表。米財務省の措置を検討していると説明し、「検討が終了するまで、及ぼし得る影響について推測するつもりはない」とコメントした。

  エバーコアISIのシニアアナリスト、ユマー・ラファット氏は「ファイザーが新規制を合併断念の理由になると解釈するかどうかが、現実的な問題だ」と述べた。

原題:Pfizer-Allergan Deal Faces Risk From U.S. Inversion Rules (2)(抜粋)

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