加バリアントの債権者、融資条件の緩和案に難色-関係者

カナダの医薬品メーカー、バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルは金融機関に対して債務の条件緩和やデフォルト(債務不履行)宣言の見送りを求めているが、一部金融機関が難色を示している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  バリアントは金融機関の対応期限である今月6日より前に必要な支援を確保しようと取り組んでいるが、こうした意見の隔たりが状況を複雑化させる恐れがある。同社は総額約320億ドル(約3兆5600億円)の債務を抱えており、担保付ローン約110億ドル余りの債権者の半数以上から承認を取り付ける必要がある。難色を示している債権者はより高い金利と手数料を要求しており、バリアントの提示条件を一部制限したい考えだという。協議は部外秘だとして関係者は匿名を条件に話した。

  バリアントの広報担当者に取材を試みたが現時点で返答がない。バリアントのローン修正手続きを仲裁するバークレイズの広報担当はコメントを控えた。

  バリアントは3月15日より前に年次報告書を提出できなかったことで発生したテクニカルデフォルトの状態を解消するため先週、銀行に融資枠の修正と権利放棄を求めていた。関係者の当時の話によると、同社は50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の手数料とタームローン金利の0.5ポイント上乗せを債権者に提案している。協議は継続中で要求が変わる可能性もある。 

原題:Valeant Creditors Said to Resist Proposal to Relax Lending Pact(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE