米ディズニー:スタッグスCOO辞任へ-次期CEO選びが混迷

更新日時
  • 今年度中はアイガーCEOの特別アドバイザーとして残留
  • スタッグ氏は後継者として取締役会の支持を得られなかったと関係者

ウォルト・ディズニーは4日、トム・スタッグス最高執行責任者 (COO)が辞任すると発表した。これにより同社の最高経営責任者(CEO)の後継計画が複雑となる。

  同社の4日の発表資料によると、スタッグス氏(55)は今年度末に当たる9月までロバート・アイガーCEOの特別アドバイザーとして社に残る。退社の理由は明らかにされていない。

  スタッグス氏はアイガーCEOの有力後継候補と広く見なされており、2018年6月まで契約が残っていた。ただ、人事に関する案件だとして事情に詳しい関係者1人が匿名で語ったところでは、同氏が後継者として適任だと一部の取締役を納得させるのは困難で、同氏とディズニーはたもとを分かつことを決めたという。

トム・スタッグス氏

Photographer: Aaron Tam/AFP via Getty Images

  今回の発表後にディズニーの株価は時間外取引で一時1.8%下落。通常取引の終値は前週末比0.4%安の98.68ドルだった。年初来では6.1%下げている。

  勤続26年のスタッグス氏はパーク・アンド・リゾート部門責任者などを経て、15年2月にCOOに就任。ジェイ・ラスロ前最高財務責任者(CFO)との一騎打ちを制し、ナンバー2の座を射止めた。アイガーCEOのもう1人の後継候補でテレビ部門の共同責任者を務めていたアン・スウィーニー氏は15年1月に退社している。

  ディズニーによると、取締役会は新たな候補者を決める後継計画の対象を広げる方針。スタッグス氏に取材を試みたが、応答はなかった。

原題:Disney Heir Apparent Staggs Steps Down, Muddying Succession (1)(抜粋)

(3段落目以降で詳細を追加して更新します.)
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