NY原油(4日):1カ月ぶり安値-サウジの姿勢で生産調整が遠のく

4日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅続落し、1カ月ぶり安値。サウジアラビアが生産水準を維持するのは、イランを含む主要産油国が加わる場合に限定されるとしたムハンマド副皇太子の発言を受け、生産調整への期待が後退した。

  コンサルティング会社ショーク・グループ(ペンシルベニア州ヴィラノヴァ)のスティーブン・ショーク社長は「石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による生産水準の維持という構想はジョークになってしまった」と語る。「イランが生産を増やし続ける限り、サウジは動くつもりはない。ロシアはつい最近、生産量がソ連崩壊後の最高水準を更新したと発表した。生産調整に向けて一番働きかけていたのはロシアではないか」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前営業日比1.09ドル(2.96%)安い1バレル35.70ドルで終了。終値ベースで3月3日以来の安値。ロンドンICEのブレント6月限は98セント(2.5%)下げて37.69ドル。

原題:Oil Falls to One-Month Low as Saudis Link Output Freeze to Iran(抜粋)

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