ボーナス減が直撃、ロンドンのバンカー街の住宅が値下がり

ロンドンでバンカーが好む地区の住宅が値下がりしている。ボーナスの減額や昇進の遅れが影響しているもようだと、仲介業者のナイト・フランクがリポートで指摘した。

  ナイト・フランクの4日のリポートによると、ナイツブリッジ地区の住宅は3月末までの1年に6.8%値下がり。サウスケンジントンでは4.9%、チェルシーでは2.5%下落した。

  ナイト・フランクのチェルシー支店長のジェームズ・ペース氏は「かつてはバンカーたちがボーナスの額を把握する年初の2カ月に活動が上向いたものだ。今はその現象が全く見られない」とリポートに記述した。

  ロンドンの高級住宅の売り手は割高感やバンカーボーナスの減少、商品価格の下落が需要を減退させる中で価格を10%余り引き下げている。報酬比較サイト、エモルメント・ドット・コムの調査によれば、英国の銀行でディレクターのボーナスは平均で33%減、バイスプレジデントは約25%減少した。

  幹部人材紹介会社オッジャース・バーントソンの企業・銀行担当責任者のニック・ミラー氏はナイト・フランクのリポートの中で、「ボーナスは全体的に10-15%減り、ボーナスを得るためのハードルも高くなっている。マネジングディレクターへの昇進の時期も遅くなった」と指摘している。

原題:Bonus Slump Fueling Home-Price Drop in London’s Banker Enclaves(抜粋)

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