リジェネロンのアトピー性皮膚炎治療薬、終盤の臨床試験で目標達成

  • 「デュピルマブ」は臨床試験で効果などの目標を達成
  • 既存の医薬品では治療が難しい患者は米国で約160万人

バイオ医薬品メーカーの米リジェネロン・ファーマシューティカルズとフランスの製薬会社サノフィは、両社が開発したアトピー性皮膚炎の治療薬が最終段階の2つの臨床試験で効果などの面で目標を達成したと発表した。当局の認可に道を開くもので、アトピー性皮膚炎の医薬品は利益の大きい市場になる可能性がある。

  1日の両社発表によると、「デュピルマブ」を投与された重度のアトピー性皮膚炎患者のうち症状が改善した割合はそれぞれの臨床試験で3分の1余りに上った。偽薬を投与されたグループではその比率が10%以下だった。リジェネロンの株価は同日、大きく上昇した。

  両社によると、症状が中程度から重度で既存の医薬品では治療が難しいアトピー性皮膚炎患者は米国に約160万人いる。カウエンとRBCキャピタル・マーケッツのアナリストによると、同疾患の医薬品市場は利益が大きい。

  両社は今年7-9月(第3四半期)に当局に認可を申請する計画。米食品医薬品局(FDA)はデュピルマブを「ブレークスルーセラピー」(画期的治療薬)に指定している。

原題:Regeneron’s Skin-Clearing Drug Hits Goals in Late Trials (1)(抜粋)

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