変動大きいポンド、一段安も-国民投票迫るにつれ圧迫強まる

  • 1-3月の変動は、昨年6月以来の大きさ
  • 「ポンドの地合いは極めて不安定」-コメルツ銀ストラテジスト

英通貨ポンドの対ドル相場は1-3月期に昨年6月以降で最も大きな変動となった。将来の相場動向を示唆する指数によれば、ポンドはさらに不安定となりそうだ。

  ポンドは今年に入り約3.6%下げた。英国の欧州連合(EU)加盟継続の是非を問う国民投票の日程が6月23日に決まり、与党保守党の有力政治家、ジョンソン・ロンドン市長が「Brexit」、つまりEU離脱の支持を表明した後、ポンド下落が加速。ポンド・ドルの3カ月物インプライドボラティリティ(IV、予想変動率)指数は2010年以来の最高水準に迫っている。

  ポンドは先週、対ユーロで14年以来の安値に下落。コメルツ銀行の為替ストラテジスト、トゥ・ラン・ニュエン氏(フランクフルト在勤)は「ポンド相場が動揺するのは確実だ。国民投票が近づきつつあり、ポンドの地合いは極めて不安定だ。英国の統計が期待外れならユーロが対ポンドで一段高となる可能性は排除できない」と述べた。

原題:Traders to Keep Kicking Pound as Pressure Builds Over ‘Brexit’(抜粋)

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