IMFとギリシャの追加支援合意はまだかなり先-ラガルド専務理事

  • 債務軽減交渉などを迅速に妥結する必要があると専務理事
  • IMFの交渉チームがアテネに戻るのを認めると決めたとラガルド氏

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、ギリシャ政府が求めた同国救済の監督責任者の交代を拒否した。同専務理事はまた、ギリシャ追加支援プログラムで同国とIMFが合意するのはまだかなり先の話だと述べた。

  ギリシャのチプラス首相は内部告発サイト「ウィキリークス」の情報を基に、同国はIMFを信頼できるのか、信用して交渉を続けられるのかを問いただす書簡を送り、ラガルド専務理事はこれに返答した。ウィキリークスが公開した文書は、IMFの当局者らがギリシャの債務救済を認めるようドイツに圧力を加える可能性を話し合う内容だという。

  3日にIMFが公表したチプラス首相宛ての書簡でラガルド専務理事は「交渉が成功するためには互いの信頼が必要であり、この週末の出来事により、双方の側の発言に極めて過敏になっている状況でわれわれは本当に前進できるのかどうか、懸念が生じた」と説明。「しかし熟慮の末、協議を続けるためIMFのチームがアテネに戻るのを認めることを決めた」と述べた。

  ラガルド専務理事は「完全な達成が可能になる現実的なチャンスを得るために財政目標の引き下げが必要なら、付随して追加的な債務軽減も求められるだろう」とし、「ギリシャ国民のため、われわれはこれらの交渉を迅速にまとめる必要がある」と述べた。

  IMFと欧州中央銀行(ECB)、欧州安定化メカニズム(ESM)、欧州委員会は4日にアテネで最新のギリシャ救済プログラムの付帯条件をめぐる交渉を再開する予定。

原題:Lagarde Says IMF Greek Plan Far Off as Talks Roiled by Leaks (1)(抜粋)

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