米アラスカ・エアがヴァージン・アメリカ買収で合意近い-関係者

更新日時
  • 交渉は進展しているが、依然として決裂の公算も
  • ジェットブルー・エアウェイズから土壇場で提案の可能性も残る

アラスカ・エア・グループは英資産家リチャード・ブランソン氏が出資するヴァージン・アメリカの買収で合意に近づいている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  同関係者が匿名を条件に語ったところによると、交渉は進展しているが、依然決裂の公算があるほか、ジェットブルー・エアウェイズからの土壇場の提案の可能性もあるという。ジェットブルーとアラスカ・エアはヴァージン・アメリカの身売りの意向を受けて買収案を提示したと、複数の関係者が先週語っていた。

  米紙ウォールストリート・ジャーナルは3日、事情に詳しい複数の関係者の話を引用し、アラスカ・エアが現金約25億ドル(約2800億円)の買収提案で勝利したと報じている。ヴァージン・アメリカの時価総額は、同社が身売り先候補と接触しているとブルームバーグ・ニュースが報じる前日の3月22日時点で13億7000万ドルだった。ブルームバーグのデータによると、ブランソン氏のファンド、VXホールディングスと、サイラス・キャピタル・パートナーズがヴァージン・アメリカに計54%出資している。

  ヴァージン・アメリカの時価総額は4月1日時点で14億7000万ドルに増加したものの、アラスカ・エアの102億ドルを依然として大きく下回る。買収が実現すれば、アラスカ・エアは、ヴァージン・アメリカのロサンゼルスやサンフランシスコの事業を取得することで、西海岸でのネットワークを強化することができる。

原題:Alaska Air Said Near Accord to Buy Branson’s Virgin America (2)(抜粋)

(2段落目以降に時価総額などを追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE