JAL:羽田発着の国内便欠航、ANAに続きシステム不具合で

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日本航空は1日、航空機の乗客や荷物などの重量管理システムに不具合が発生したとして、羽田空港発着の国内線46便の欠航を決めたと発表した。約6670人の乗客に影響が出た。さらなる欠航は発生しない見込みで、国際線の欠航は発生していない。

  発表資料によると、不具合は午前7時48分ごろに発生。バックアップのシステムで対応しているが、処理速度が遅いため運航に必要な航空機の搭載計画や、重心計算などに通常以上に時間がかかっているという。原因は調査中ながら、午前9時40分ごろに通常使用する重量管理システムが再稼働したことを確認した。

  植木義晴社長は都内で行われた入社式の後、記者団の取材に応じ「多大なご迷惑をお掛けし、申し訳ない」と謝罪。早期の原因究明と公表を約束した。JALは2014年6月、重量管理システムの不具合で国内線166便が欠航したことがある。

  ANAでは3月22日、サーバーをつなぐ中継機の故障によるシステム不具合が発生し、旅客搭乗などの手続きができなくなり2日間にわたって全国で計148便が欠航、約7万2000人の乗客に影響が出た。国際線に影響はなかった。

  野村証券の広兼賢治アナリストは、システムは複雑になっており「構造的なリスク」があるため、不具合を「完全になくすことはできない」と電話取材で指摘した。ただ、多くの乗客はマイルをためており、客離れにはつながらないとみている。

(社長のコメントを第3段落に追加します.)
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