31日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は5営業日続落と、1月以来最長の下落となった。中国の格付け見通しが引き下げられたことで、世界需要に対する懸念が一段と増した。

  米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ (S&P)は、経済および財政面でのリスクが徐々に高まるとの予想を反映させ、中国の信用格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」と、 従来の「ステーブル(安定的)」から引き下げた。中国に次ぐ銅消費国の米国では、ブルームバーグ米消費者信頼感指数が3カ月ぶり低水準に落ち込んだ。

  RBCウェルス・マネジメント(ニューヨーク)のマネジングディレクター、ジョージ・ジロ氏は電話取材に対し、「このところの数字の一部は予想されたほど強いものではなかった。失望が一部で利益確定の動きにつながっている」と語った。

  LMEの銅相場(3カ月物)終値は1トン=4847ドル。一時1.2%安の4816ドルとほぼ1カ月ぶり安値を付けた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物5月限は0.3%安の1ポンド=2.183ドル。

原題:Copper Posts Worst Run Since January After China Rating Cut(抜粋)

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