中国人民銀、為替先物の持ち高を初公表-介入「想定より大規模」の声

中国人民銀行(中央銀行)は先物・先渡し取引での外国通貨の売り持ち高を初めて公表した。オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)では、人民銀の元買い支えがどの程度かを知る材料になると評価している。

  ウェブサイトに掲載された発表資料によると、2月末現在で人民銀が市中銀行との間に持つ外貨売り持ち高は289億ドル(約3兆2500億円)相当。人民銀は、市中銀行とのデリバティブ取引で外貨を売り持ちしたのは、外国での債務にヘッジを掛けようとしていた企業の需要があったからだと説明した。

  ANZ銀行の外国為替シニアストラテジストのクーン・ゴー氏はこの資料について、「人民銀の介入活動はわれわれが2月に想定していたよりはるかに大規模だったことを示唆している」と述べた。

  元の下落は2月に入って鈍化した。このため人民銀がすぐにはデータに表れないデリバティブを使って元の押し上げを図ったとの臆測が流れていた。

原題:PBOC Discloses Currency Forward Positions Amid Intervention Bets(抜粋)

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